2017年08月19日

ストレスの限度 V     仁愛診療所のスタッフのひとり言

ストレスの限度 V     仁愛診療所のスタッフのひとり言 <精神エネルギーを何とかして溜めましょう>

うつ病は、真面目な方、頑張り屋の方が陥ってしまう傾向が強くあります。

だから <心の葛藤を静めましょう=やりたくないことはやらない> を続けるのはとても大変なことです。
周囲に迷惑が掛かり、本人は申し訳なくてとても心苦しい←→でもできない!  これも葛藤です。

「あきらめること」「私は今はできなくなっている」ということを本心から認めることが出来れば楽になると思いますよ。
心のどこかに「以前はこんなんじゃなかった」「こんな情けないことはない」と思っていませんか?病気を受け入れていない自分がいませんか?

家族の思いやりの言葉とすれば「今は できなくなっているから手助けさせて。」
ジタバタさせない、ムリに頑張ろうとするのを止めることで、
≪心の余裕のエネルギー≫を溜める作業を地道にしてもらって下さい。


早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。
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お問い合わせ先 0120-477-029


2017年08月07日

ストレスの限度 IV     仁愛診療所のスタッフのひとり言

<精神エネルギーを何とかして溜めましょう>

ストレスに拒否反応を起こして、疲労感で動けない方や気持ちが沈む方、死んだ方が楽と思ってしまう方
 
まずは「~~しなければいけない」「~~しなきゃ」と思うことをしないこと で、精神エネルギーを溜めましょうと前回申し上げました。
「家族にご飯作らなければいけない」「先生に言われてるから散歩行かなきゃ」などがあてはまります。
この義務感はうつ病最大の敵です。
先生が言いがちな「気分転換」や「体を動かそう」などでも間違ってはいないと思いますが、タイミングが大事だと思っています。

他にも「~~しなきゃ」はたくさんありますよ。
仕事、子育て、PTA、近所付合い、介護、家事全般etc

思って出来るならまだしも、大抵出来なかったり、すごく時間が掛かってしまうから自己嫌悪を強め、何も出来ないと嘆きます。
したくない事をしようとすることで精神エネルギーを大きく消費。だから疲労感はすぐ襲ってくるのです。「やりたくない」「イヤだ~」と考えるだけでも影響はあります。

心の葛藤を静めましょう=やりたくないことはやらない   でも通院はキチンとして下さいね


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2017年08月03日

ストレスの限度 III     仁愛診療所のスタッフのひとり言

ストレスの限度 III     仁愛診療所のスタッフのひとり言 <精神エネルギーを何とかして溜めましょう>

空になっているエネルギータンクにガソリンを少しずつ溜めていくイメージです。
自分で溜めるほかありません。誰も給油をしてくれません。
言っておきますが、本当に溜まりにくいですよ。上の画像では少しに見えますが、Eラインを超えるまで溜めるのも相当時間が掛かります。反面、溜めた分の消費はメチャクチャ早い。

コツはあります。「~~しなければいけない」「~~しなきゃ」と思うことを、まずしないこと。
さらっと言っていますが、皆さんには仕事や日常生活があります。
簡単にそうですか~とはならないでしょう。

でもこれが近道だと思っています。

次回もまたこの話を掘り下げます。


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2017年07月19日

ストレスの限度 II    仁愛診療所のスタッフのひとり言

ストレスの限度 II    仁愛診療所のスタッフのひとり言 <精神バランスを保つためには>

ストレスを受けた場合、それに見合った精神エネルギーが必要となります。ストレスを受け続ける場合は、エネルギーを使い続けなければなりません。しかし、受けてしまう方のストレスには、外部要因が多いので限度がありませんが、精神エネルギーには限りがあります。

ここが、ポイントです。
精神エネルギーが空になってくると、自己防衛本能が働きます。
・脳の拒否反応が起きるようになると、やる気が出ない、体が動かない、理解出来ないなどのうつ状態です。
・ストレスに従順しようとしたり、攻撃的になる場合もあります。
自分自身を押し殺す方向になりますので、情緒不安、焦り、恐怖感、錯乱などを主体とした症状が出ます。

一旦、精神バランスが崩れると、どんな形のストレスでも極端にストレスの度合いが変わらない限りは、同じ反応や症状が出てしまうことが多いと思われます。


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2017年07月19日

ストレスの限度 I   仁愛診療所のスタッフのひとり言

ストレスの限度 I   仁愛診療所のスタッフのひとり言 <なぜ精神症状が起きてしまうのか>からお話ししてみたいと思います。

私のイメージとしては、誰しも心の中にストレスの処理場を持っていると思います。
ストレスのゴミ箱みたいなものです。「堪忍袋」なんて言葉も近いかも。

嫌なことは、ぐっとこらえてこのゴミ箱に入れてフタをする。これで普段は我慢したり、頑張り続けることができると考えています。

ゴミ箱の大きさは人それぞれ。大きい人も小さい人もいます。
一生を通して使うゴミ箱なので、小さい時からイジメなどでストレスがあったりすると既に満タン近くになっている人もいるはずです。

溜まったゴミ処理の方法としては、飲み会だったり、趣味やスポーツ、家族の団らんなどでしょうが、これがなかなか頑固な不燃物で処理に時間が掛かる。

我慢が多すぎてストレス処理が間に合わず、ゴミ箱のフタが閉まりにくくなる頃から不調が出始める。
多くは睡眠に影響が出始め、自律神経の狂いが生じてくる。それでもストレスが続くとゴミ箱からあふれ、精神のバランスが取れなくなってしまう。
いわゆる発病です。


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2017年03月04日

うつ病を治すには  スタッフの独り言14 うつ病再発??

仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。

うつ病再発??
<つい先日の話>約5年前、うつ病で通院されていた患者Aさんから突然の電話。「急に調子が出なくなった」「何か焦ってます」診て下さい。
で5年ぶりの診察。
Dr「どうされましたか?」
Aさん「先生、すごく調子良くて、毎日楽しく忙しく生活してました。ボランティア、ヨガ、アルバイトやったり、介護のヘルパーしたりして」
Dr「いつから?何かきっかけがあったの?」
Aさん「ボランティア先でインフルエンザが流行って、急に2週間の施設閉鎖になったら、途端に不安になっちゃって・・・先生、「うつ病」が再発したのかな?それが怖くて」
Dr「聞いたところ、結構忙しくしてたね~」
Aさん「ホント毎日いろいろ行ってるわよ」
Dr「また、張り切りすぎてなかった?頑張りすぎちゃってたところへ、急に予定がキャンセルになったから、気持ちの持って行き場所がなくなっちゃったんだね。張りつめていた気が抜けちゃったんじゃないかな?」
Aさん「5年前と感覚が似ています。」
Dr「また「うつ病」になったんじゃないかと不安が出たんだね。」
Aさん「はい」
Dr「まず、これは再発とは言わないよ!実際、軽いうつ状態ではあるけど、これは以前とは切り離して考えてね。アレはアレ、コレはコレ。」
Aさん「そうですか~再発じゃないんですね。良かった~気が楽になりました。」
Dr「待って待って 甘くみてはいけないよ。うつ状態が続けば、うつ病になるんだから」
Aさん「いや、再発じゃなければいいんです。いつもそれだけが不安だったんです。私はもう「うつ病」から無罪放免になっていますか?」
Dr「そう思います。今回は別件ですよ。どうしますか?」
Aさん「様子見ます。なんか大丈夫のような気がしてきたんで(笑)」

** 再発は怖いです。でも、怯えてばかりいると過敏に反応してしまいます。うつ病は治る病気です。**


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2017年01月26日

うつ病を治すには  スタッフの独り言13 友人の接し方

仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。

うつ病の方への友人の接し方

【 診察室でよくある話 】
友人の付き合い方は微妙です。
掛ける言葉がない。何を言ってあげたら良いのかわからない。励まして本当に良いのか と腰が引けてしまいますよね。
タイプは人それぞれなので、正解論はないと思います。その人のレベルで頑張り続けた結果の病気ですから、「ガンバッて」は適していないケースが多いことは事実です。

まず、話を聞いてあげる。これがベストかもしれません。簡単に言うと、そうだね、そうなんだと受け入れることです。こうしたら、ああしたら ってアドバイスはあまりお勧めしません。

苦しんでいる友人は、精神力も体力もありません。気分転換にと誘っても、なかなか動こうとしないでしょう。不安が先に立ち、気の合う友人とでも出掛けたあとは、反動で疲れてしまいます。
本人が行くと簡単に言うならば、どんどん誘ってあげましょう。迷った場合は、無理強いをせず、根気よく接し、日を改めること。人混みは避け、遠出をしないこと、長時間にならないことをお勧めします。


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2017年01月26日

うつ病を治すには  スタッフの独り言12 家族の接し方

うつ病を治すには  スタッフの独り言12 家族の接し方 仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。

うつ病の方への家族の接し方

【 診察室でよくある話 】
多くの場合、本人にとって楽(苦しいのは変わらないけど、その中でも楽な方という意味です)なのは、本人が求めない限り放っておいてくれること。「傍にいるよ。見守っているよ。」っていうスタンス。見て見ぬふりとは明らかに違います。
もう一つは、「何でも相談して」貴方の味方だよ というスタンスも、良い結果につながることが多いと思われます。

しかし、うつ病は長い闘いになるケースが多く、だらだらとしている様に見えてしまうので、家族に我慢の限界が来ている姿が多く見られます。
人間は先が見えないと脆いものです。負のエネルギーも想像以上に大きいために下手をすれば家族もうつになってしまいそうになります。

勝手に全治2年という考え方なんかはどうですか? 2年入院しなけりゃならないぐらいの病人と付き合う長期戦の心構えを持つ。我慢や気遣いも、良く出来て通常の2~3割UP。

大事なことは、サポートペースを一定にして出来るだけ平常心。
出来ないことは出来ないと言い、ある程度の愚痴や文句も言うぐらいの平常さやウサ晴らしは必要ですよ。

本人が治るためには、家族が暗くならない、壊れないことがすごく大事です。何だかんだと言いながらも本人の安定が増します。


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2017年01月04日

うつ病を治すには  スタッフの独り言11 うつ病の人の考え方

仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。

【 診察室でよくある話 】

うつ病の方の考え方は、ある意味ワンパターンです。

できない、考えたくない、動きたくない、もうダメ、苦しい、死んじゃいたい・・・
ネガティブな言葉を並べるとドンピシャ。でも誰かがではなく、自分の事を示唆しているところがポイント。

以前に他責的な方は「うつ病」ではなく「適応障害」かもしれませんと話をしましたが、まさにそれ。
ぜ~んぶ自分が悪いと思ってしまうので、自力解決はムリ。サポートが必要なんです。
サポート力は、まず家族、次いで友人、同僚、先輩、最後に医者ですかね。
家族や友人の方が、断然、力を発揮していることが多いと感じています。

医者の診察時間には限りがあり、関わっている時間が短いので、一般論に近いアドバイスになる傾向が、残念ながらあります。

また、現症状を緩和する薬を出すために何が必要かを見極めようとし、診察時間の大半を使い、精神面フォローの時間が少なくなってしまうのが現状です。

次回は家族や友人の付き合い方をお話ししたいと思います。


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2016年11月30日

うつ病を治すには スタッフの独り言10 なぜ不眠になるのか?

うつ病を治すには スタッフの独り言10 なぜ不眠になるのか? うつ病を治すには「うつ病になるとなぜ???不眠になり、睡眠がうまく取れなくなってしまうのでしょうか?」

仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。

【 診察室でよくある話 】

(1)まずは、ベッドに入ってから今後や明日のことを悩んだり、以前のことを後悔する。もちろんネガティブ満載の発想で → 暖かく安らぐベッドのイメージが崩れ、ベッドとは、寝れないところ、苦しむところと脳に自動インプットされてしまう。

(2)そのまま寝付けても、イライラと活性化したままの脳では深い睡眠に入れず、刺激を受け続けます。体の不快感や物音、夢に反応し、すぐ覚醒してしまうのではないでしょうか。

(3)また、これが悪循環を引き起こします。
今日もまた眠れず、長く苦しい夜の時間を悶々としながら過ごす不安や恐怖が生じ、朝から「今日は寝れるか?」というテーマと闘う。
徐々に寝る時間が近づくにつれて不安で憂鬱が増します。→ やっぱりダメか~、同じことが毎晩起こり、不眠恐怖となっている方が多くみられます。

では、どうしましょう??

あきらめるのが一番です。寝れなければ寝ない。
簡単に言うな!!仕事が出来なくなる~!そんなの無理だ~! とおっしゃいますが・・・
結局眠れなければ、同じことです。

眠れなければ、布団から出て、眠気が来るのを待ちましょう。朝方になるかもしれません。けれども、お布団はリラックスができて眠れるところ と自己暗示も大切。
うつ病との闘いは続くので先々の戦略も重要です。


おおざっぱですけど、こんなことがよく相談されています。

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