2020年08月24日

自律神経失調症と漢方薬治療 VI 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました!

自律神経失調症と漢方薬治療 VI 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました! 【自律神経失調症の診断基準】
ICD10という精神科国際分類基準があります。
精神的ストレスに起因する「自律神経失調症」の精神科正式名称は「身体表現性自律神経機能不全」コード分類F45

確定診断の定義をわかりやすく説明すると
 (1)交感神経の働きすぎ(緊張モード)により、様々な器官の異常にて苦痛を伴っていること
 (2)特定の訴えが続くこと
 (3)医師が原因を説明したり、「大丈夫」と太鼓判を押され安心しても良くならないこと
 (4)症状のある器官を検査しても何も異常が見つからないこと
これらが診断基準の主なものです。

精神科医師はこれに合致する時に「自律神経失調症」と診断しています。

=== 医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。まずはご相談ください。===
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お問い合わせ先 0120-477-029


2020年02月29日

自律神経失調症と漢方薬治療 V 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました!

自律神経失調症と漢方薬治療 V 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました! 自律神経失調症と漢方薬などでの治療

自律神経を整える最も効果的な方法は、睡眠をしっかり取ること と以前のブログで申し上げました。
【では、睡眠をキチンと取れない事で、自律神経失調になっている場合】
職場や家庭、対人関係などでの精神的ストレスや悩みが、悪さをしている事が多く見られます。

【睡眠が取れない】
→漢方や睡眠導入剤を使用する
その前に→日中のストレスを緩和して寝る前の興奮状態を改善する(カウンセリングが有効な場合もあります)
●何も原因がないのに何故か眠れない(毎日眠れない・これも立派なストレスです)
→精神科・心療内科・漢方外来への受診をお勧めします。

漢方においては、体や脳の機能を両面から正常に整える効果があるので、効果が出やすい方も多くみえます。


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2019年09月29日

自律神経失調症と漢方薬治療 IV 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました!

自律神経失調症と漢方薬治療 IV 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました! 自律神経失調症と漢方薬での治療

様々な精神的ストレスが、自律神経失調症になってしまう最も多い原因です。
体や脳がそのストレスに反応し、ホルモン(サイトカイン)が遊走(ゆうそう)してしまう状態が、自律神経失調症の背景にあります。

漢方においては、【柴胡(サイコ)】剤と呼ばれる一群の処方薬が自律神経失調症の治療によく用いられます。

【柴胡(サイコ)】剤
体の症状において、免疫ホルモンのバランスを整え、症状を緩和します。
脳内においては、グルタミン酸の過剰分泌を抑えることができます。

*体と脳の機能を両面から正常に整える効果が期待出来ます。


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2019年07月30日

自律神経失調症と漢方薬治療 III 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました!

自律神経失調症と漢方薬治療 III 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました! <当院で漢方治療も積極的に行い、ずっと漢方の勉強を続けている医師に聞きました>

自律神経失調症に対して漢方治療は、相性が良いかもしれません。
際立ってという訳ではないので、誤解なさらないで下さい。

漢方薬での治療には、修練とテクニックが必要です。
ご存知のように奥が深い医療です。

2~20種類の生薬の配合で作られている漢方を処方する場合、医師は、患者さんと薬との相性をとても大切にしています。
匂いと味「味証」と言います。

漢方が苦くなく飲みやすく感じる時は、体が必要と欲している場合なので、効果は早く得られることが多い。「味証」良し となります。

相性が悪いと飲みにくく、続けられなくなってしまうので、薬を変えることになります。

「良薬、口に苦し」とは限らないようです。


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2019年06月10日

自律神経失調症と漢方薬治療 II 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました!

自律神経失調症と漢方薬治療 II 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました! <当院で漢方を処方し、ずっと漢方の勉強を続けている医師に聞きました>

様々な科で漢方は用いられています。一般の医師でも漢方薬の処方を行いますが、専門的になると脈診、舌診、腹診を行い、問診と組み合わせて判断していきます。

東洋医学では、「陰」と「陽」のバランスが整っている状態が健康。
崩れると病気 という考えが基本です。
<気・血・水>などの流れから体のどの部分のバランスが崩れているかを診ていく技術が必要とされる分野です。

自律神経失調症においても、個々の体の状態に合わせて用いられますので、同じ自律神経失調症の診断でも、人によって用いられる漢方薬が違ってくるのが漢方のキモです。


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2019年05月16日

自律神経失調症と漢方薬治療 I 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました!

自律神経失調症と漢方薬治療 I 漢方の勉強を続けている楠木先生に聞きました! <当院で漢方治療を積極的に行い、ずっと漢方の勉強を続けている医師に聞きました>

自律神経失調症に対して漢方治療は、相性が良いかもしれません。
際立ってという訳ではないので、誤解なさらないで下さい。

漢方治療の根源は『証(しょう)』の見極めです。
東洋医学的な診断の根拠となるもので、身体内のバランスを見極める。

漢方薬は、ざっくりと言うと様々なバランスを整える目的に用いられます。
自律神経失調症も神経やホルモンバランスの乱れによる症状ですので、治療としての相性は良いということです。
ただし、原因がストレスであっても体質的なものであっても、同じ漢方薬が出ることになります。

また、西洋医学でうまくいかない時に試されると、治療効果を得られることがよくあります。


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2018年10月22日

自律神経失調症とうつ病の違い IV

自律神経失調症とうつ病の違い IV 自律神経失調症とうつ病の違い

自律神経失調症は交感神経やホルモンバランス不調なので、比較的に女性の比率が高い病気です。
うつ病はというと脳内の神経伝達物質の病気なので、
症状は似ていても根本的に違います。

自律神経失調症は、不規則生活やダイエットなどの偏った食事などからでも発症してしまいます。カフェインやタバコも要因になったりします。
これらは、うつ病の原因としてはほとんど見られません。

両方にも大きく関わりますが、性格において特に自律神経失調症になりやすいのは、「心配性」「内気」「完ぺき主義」「負けず嫌い」
この方は要注意です。
常日頃からリラックスをしにくい方々だからです。

ストレスは万病の元。間違いありません。


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2018年09月21日

自律神経失調症は何科で?

自律神経失調症は何科で? 自律神経失調症は何科で診てもらったほうが良いのでしょうか?
お問合せを良くいただきます。

自律神経失調症の治療に主に関わってくる科は、内科、耳鼻科、精神科、心療内科、産婦人科などです。
下痢や腹痛などが起これば、内科や胃腸科、めまいは耳鼻科でしょうか。
まずは、症状に応じた科へ行かれるのが正解です。大きな病気が隠れていると大変です。その上で担当医に原因を尋ね、==自律神経失調と言われた場合==
まず、女性の方は、ホルモンバランスの観点から産婦人科もお勧めしますし、内科でも治療を行えます。
ストレス因での発症率が高いため、扱っている患者数から言えば、精神科や心療内科の方が、圧倒的に多いのも事実です。大きな病気を打ち消した上で、『ストレス』が原因だなと思われたら精神科の受診をお勧めします。

仁愛診療所のブログには他にも自律神経失調症や漢方治療に関連する記事もあります。ご参考になるかもしれません。


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2018年09月08日

自律神経失調症とうつ病の違い III

自律神経失調症とうつ病の違い III 自律神経失調症は、全身に張り巡らされている自律神経のバランス機能が崩れてしまう状態なので、個人個人によって不調症状は違った出現の仕方をします。

実際によくある症状で比べてみると
【うつ病と重なる症状】
イライラ、眠れない、頭痛、体の違和感や痛み、下痢、食欲不振、疲労感 等

【うつ病とあまり合致していない症状】
めまい、耳鳴り、痺れ、動悸、冷感、ほてり、過呼吸 等

実際はうつ病と診断されている方で、あまり合致していない症状も出ている方は、自律神経失調症の併発が考えられます。それ程密接な関係がある病気でもあります。


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2018年05月03日

自律神経失調症とうつ病の違い II

自律神経失調症とうつ病の違い II このブログを読まれている方の中には、職場などに提出した診断書病名が「自律神経失調症」になっている方が見えるのではないでしょうか。

それに伴って、自分の本当の病気は???という方もお見えになるのでは? と推察します。

診断書は絶対に「嘘」は書けません。
ですが、うつ病と自律神経失調症を併発しているとしたら、診断書に自律神経失調症と記載しても「嘘」ではありません。

==当院では、会社に提出する診断書などにおいて、休職になっても、患者さんの職場での立場や復帰時の事を考慮しながら、かつ、事実を捻じ曲げてない場合は「自律神経失調症」と作成することもありました。==

では、診断書を出していない場合に主治医から自律神経失調症と聞いていた方は?
・本当に自律神経失調症であった場合。
・主病の診断に時間が掛かった場合。(初診時に診断を決められない場合はあります)
・本人に余裕がなく、主病名を伝えることで、病状を著しく悪化させてしまうと判断した場合。
などが考えられます。


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