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精神科

大人のADHD

当院では、お困りの社会人向けにADHD(注意欠陥多動性障害)外来を行っております。
適正な診断によって自分の特性をよく理解することが大切です。
症状が思い当たる方のご相談にも応じております。

大人のADHD(注意欠陥多動性障害)の主な特徴 チェック表
  • すぐに気を取られる。
  • 話し中でも手足や口をいつも動かしていると言われる。落ち着かない。
  • 思ったらすぐに口に出してしまう。良く考えずに行動してしまう。
  • どんなに注意をしても同じようなミスをしてしまう。
  • 忘れ物やなくし物が多い。片付けられない。
  • 約束や時間を守れず、ギリギリになる。集中すると時間を忘れる。
  • 複数のことができない。優先順位がわからない。管理が苦手。
  • 自分の考えを人に伝えられない。わかってもらえない。
  • 頭の中が常にモヤモヤしている。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の診断

ADHDは生まれつきの症状なので、幼少期の状況聞き取りが重要となります。
小学生時の通知表や先生に言われたこと、親から聞いた当時の様子などが分かると診断の手助けになります。
現在の状態だけでは、診断ができない病気でもあります。心理検査もありますが、あくまで判断の目安です。
ADHDは、問診にて診断が可能で、初診時からすぐに治療を開始できる病気でもあります。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の治し方(治療)

ADHDの治療には、薬物療法が一般的です。残念ながら薬物の種類はそれほど多くはありませんが、多くの効果が立証されています。
更に大事なことは、自分のADHD症状の特性を良く理解することです。医師に相談しながら、社会への適応能力を高めたり、職場での理解を求めていくなどの医療連携が可能です。

家族や友人、同僚の方々にも理解していただきたい
ADHDの特性と本人の苦悩

常に落ち着きがなくソワソワし長続きしない。

長時間じっとしているとイライラして落着きがなくなってしまいます。
部屋をウロウロしたり、座っていても頻繁に足を組み直す、貧乏ゆすり、口や手を動かしたり触るなどの行為が出てしまいます。
◎しかし、本人は無意識なのでほとんど気付いていません。

気が散りやすく、注意散漫でミスを繰り返す。

人は、周囲の雑音を、集中することである程度シャット・ダウンすることができます。
ADHDの人は、雑音や目に写る動きが、同レベルの情報として全部頭の中に入ってくるので、注意が散漫になってしまいます。
仕事中にどんなに頑張っても、無意識に気を取られるために仕事が進まなかったり、ミスが出てしまいます。同じミスをしないようにと集中をすると、他の部分に注意力が働かず、違う箇所でミスをします。
◎上司や同僚に、いい加減だと言われたり、軽視されてしまいます。

また、人の話にも集中できないため、内容が途中から理解できなくなってしまいます。その結果、自分の言いたいことを一方的に早口でしゃべったりします。会話になりません。
◎家族や友人にも理解されにくい行動で、溝が生まれやすくなります。

集中できないから居眠りにつながる。

自分の関心や興味のないことには極端に覚醒レベルが低下し、居眠りや別の世界に入り込んでしまったりします。
◎しかし、本人はそのことにはほとんど気付いていません。

管理が苦手。大事な物も無くす。忘れる。計画性がなく、遅刻の常習犯。

金銭、書類、家事、時間など、管理をすることが例外なく苦手です。片付けが最も苦手で、カバンの中や引き出しは、入れっぱなしの状態です。大事な書類でさえも、紛失してしまいます。
指示された直後でも忘れてしまいます。忘れないようにとメモを取っても、整然と書けないので、後で見直した時に役に立たないことが多いのです。ミスにミスを重ねることになります。
時間の使い方も無計画。就寝、起床時間はいつもバラバラで遅刻の常習犯です。
◎同じミスをしたり、大事な物まで無くしてしまうので、社会的信用を無くしていきます。
◎孤立感が深まり、うつ病などに陥ることが多くなります。

衝動行為を繰り返し、信頼されない。

会話や会議の途中でも、思いついた時に発言したり、割り込んだりするのは、突き動かされる感覚が生じ、落ち着かなくなるからです。
また、衝動買いによるカードローンやギャンブル損、雰囲気や勢いでの短絡的行動も見られます。転居や転職もその一つです。
◎周囲からひんしゅくを買ったり、取引先や上司を怒らせてしまいます。
◎社会や組織より自分の興味を優先してしまうので「自分勝手な人間」と誤解されます。

先延ばし傾向で仕事が間に合わない。

何でも期限のあるものは、ギリギリにならないと取り掛かることができません。優先順位が付けられないこともありますが、「興味を優先してしまう」「やるべきことをすぐ忘れてしまう」「新しいことへの心理的抵抗や不安が強い」などが原因とされます。
このため期限に間に合わなかったり、支払いを守れなかったり、約束をすっぽかしたりします。
◎社会的信頼を失ってしまいます。

同時進行やプランニングができない。

複数の物事の同時進行や、順序だてを考えるのが苦手です。何でも中途半端に手を付けます。大事なことが漏れたり、完成できなかったりします。
◎職場では致命的なミスやトラブルになることもあります。

空気が読めない。うまく伝えられない。

考えていることを上手く表現したり、まとめることができないため、相手には意図が伝わりません。
◎「何を言っているのかわからない」と言われるため、段々と話せなくなってしまいます。
相手の表情や口調から察することや、相手の気持ちを汲み取ることが苦手です。相手との適切な距離間やタイミングが掴めないため、「ありがとう」と言わなかったり、「ごめんなさい」も抜けたりします。反感を買うこともしばしばあります。
◎イジメの対象や仲間はずれになってしまいます。

マイナス思考と劣等感。

客観的な自己評価ができません。同様に他人を正確に評価することも苦手です。
多くの方はマイナス思考で、ネガティブにとらえる傾向があります。
◎失敗体験があまりにも多く、自信が持てないことと、低い評価を受け続けた結果です。

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