2019年08月18日
ADHDの人は、優先順位や重要度合いが判断出来ません。
どれも同じに思え、「何が大事で何からやるべきか」がわからないのです。
わからないから目の前のものに手をつけて「違う!」と怒られる。
覚える業務も勉強も、重要度が判別出来ないので1~100まで全部覚えるしかありません。要領良くができないのです。
(1)当然時間が掛かります。
(2)集中が続かないので更に時間を要します。
(3)整理整頓が苦手なので、覚えた資料はどこにある?後から探すのに苦労します。
更に更に時間を要します。「何事も遅い!」と怒られる。
辛いですよね。
【でも、明確な指示があれば、大丈夫!複雑過ぎなければ仕事も作業も出来ます。】
=== 医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。まずはご相談ください。===
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2019年07月30日
<当院で漢方治療も積極的に行い、ずっと漢方の勉強を続けている医師に聞きました>
自律神経失調症に対して漢方治療は、相性が良いかもしれません。
際立ってという訳ではないので、誤解なさらないで下さい。
漢方薬での治療には、修練とテクニックが必要です。
ご存知のように奥が深い医療です。
2~20種類の生薬の配合で作られている漢方を処方する場合、医師は、患者さんと薬との相性をとても大切にしています。
匂いと味「味証」と言います。
漢方が苦くなく飲みやすく感じる時は、体が必要と欲している場合なので、効果は早く得られることが多い。「味証」良し となります。
相性が悪いと飲みにくく、続けられなくなってしまうので、薬を変えることになります。
「良薬、口に苦し」とは限らないようです。
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2019年07月10日
ADHDの治療薬は、今まで2種類でしたが、6月下旬より新しい薬が使えるようになりました。
正確には、小児では既にADHDの治療薬として使われていた薬でしたが、成人にも使えるようになりました。
当院のDrも副作用が少なく、効果が期待できるかもと思われる患者様が何人かいると使い始めています。
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2019年06月10日
<当院で漢方を処方し、ずっと漢方の勉強を続けている医師に聞きました>
様々な科で漢方は用いられています。一般の医師でも漢方薬の処方を行いますが、専門的になると脈診、舌診、腹診を行い、問診と組み合わせて判断していきます。
東洋医学では、「陰」と「陽」のバランスが整っている状態が健康。
崩れると病気 という考えが基本です。
<気・血・水>などの流れから体のどの部分のバランスが崩れているかを診ていく技術が必要とされる分野です。
自律神経失調症においても、個々の体の状態に合わせて用いられますので、同じ自律神経失調症の診断でも、人によって用いられる漢方薬が違ってくるのが漢方のキモです。
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2019年05月16日
<当院で漢方治療を積極的に行い、ずっと漢方の勉強を続けている医師に聞きました>
自律神経失調症に対して漢方治療は、相性が良いかもしれません。
際立ってという訳ではないので、誤解なさらないで下さい。
漢方治療の根源は『証(しょう)』の見極めです。
東洋医学的な診断の根拠となるもので、身体内のバランスを見極める。
漢方薬は、ざっくりと言うと様々なバランスを整える目的に用いられます。
自律神経失調症も神経やホルモンバランスの乱れによる症状ですので、治療としての相性は良いということです。
ただし、原因がストレスであっても体質的なものであっても、同じ漢方薬が出ることになります。
また、西洋医学でうまくいかない時に試されると、治療効果を得られることがよくあります。
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2019年04月24日
4月になり回精会へ新入職員が30名ほど入職し、歓迎会を行いました。
仁愛診療所へは医師1名、看護師1名が入職しました。
職員200人を前にして壇上にて堂々と挨拶。格好よかったです!
2019年04月16日
ADHDの治療は
(1)まず、診断を行なうこと。個人のADHDの特徴(得手不得手)を判別すること。
(2)治療の意志を固める。
(3)治療計画を話し合ってADHD治療薬の服用。
(4)服薬後の変化や自覚ヒアリングの繰り返し。
薬は嫌だなと思われる方は多く見受けられるのも事実です。
【一番治療効果が高いのは、薬を飲んででもミスが減ること】
自信が回復し、将来に期待が持てて笑顔が出てきます。
治療がうまくいき、薬の効果を自覚できる患者さんが、こんなことを言っていました。
「普通の人はこんな感覚で仕事をしているんだ。ズルイ!」と
皆さんの苦しみを率直に表現していると思い掲載致しました。
診断を受ける一歩の勇気必要です。
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2019年03月20日
仁愛診療所には、
ADHDチェックシートにすごく当てはまる!
思い当たる節が沢山ある!
という方が多く来院されています。
ですが、皆さんの自己判断と違ってADHDと診断されないケースが結構あります。
☆ ADHDは【生まれつきの障害】です。
【生まれつきの障害】ということは、【今だけでなく、幼児期、小学生の時】もそうであったということです。
初診時には、通知表の持参をお願いしたり、小学生の時のことを聞かせていただくことになります。
ご両親からの情報も貴重です。
ご自身は覚えていなくても、それらしき行動のエピソードをお持ちのはずです。
何故、幼児期や小学生のエピソードを重視するかと言うと中学生ぐらいから、失敗を隠したり、ごまかしたりすることを覚えてくるので表面化しにくくなるからです。
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2019年02月14日
<睡眠に関して 薬で良くあるご相談>
(1)日中眠くて仕方がない。午前中頭がボーっとする。だるさが残る。
(2)薬を飲んでも、4時間で目が覚めてしまう。その後眠れない。
ご相談がダントツに多いのは(1)です。断定はできませんが、典型的な「残薬」という副作用でのお困り相談です。
睡眠導入剤などは、短、中、長時間型と作用時間の分類がありますが、何時間までと決まっている訳ではなく、都合の良い時間に薬効が切れるということはありません。時間経過で血中濃度が薄まっていく事で徐々に薬効を感じなくなるのです。血中に薬が残っている時間帯は、同じく副作用も続きます。薬の調整が必要です。
(2)に対して、医師はご希望に添えるように努力をしていますが、ストレス過多の患者様に多く見受けられ、単に薬の量を増やせば済む訳ではなく、日中の生活も関わり、調整がつくまでに時間が掛かる事が多く見られます。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2019年01月29日
昨年12月17日、医療法人回精会全体での忘年会がありました。
回精会全体なので、通常業務ではあまり話をする機会が無い方々とも交流ができ、良い刺激を受けます。
新入職員の挨拶が毎年あり、それを聞くのが密かな楽しみとしています。
今回は仁愛診療所からも新入職員が一名おり、落ち着いた挨拶をしていました。
壇上での様子をパシャリ。