2017年01月04日
仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。
【 診察室でよくある話 】
うつ病の方の考え方は、ある意味ワンパターンです。
できない、考えたくない、動きたくない、もうダメ、苦しい、死んじゃいたい・・・
ネガティブな言葉を並べるとドンピシャ。でも誰かがではなく、自分の事を示唆しているところがポイント。
以前に他責的な方は「うつ病」ではなく「適応障害」かもしれませんと話をしましたが、まさにそれ。
ぜ~んぶ自分が悪いと思ってしまうので、自力解決はムリ。サポートが必要なんです。
サポート力は、まず家族、次いで友人、同僚、先輩、最後に医者ですかね。
家族や友人の方が、断然、力を発揮していることが多いと感じています。
医者の診察時間には限りがあり、関わっている時間が短いので、一般論に近いアドバイスになる傾向が、残念ながらあります。
また、現症状を緩和する薬を出すために何が必要かを見極めようとし、診察時間の大半を使い、精神面フォローの時間が少なくなってしまうのが現状です。
次回は家族や友人の付き合い方をお話ししたいと思います。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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