2022年03月26日
皆さん、こんにちは。
本日は3月19日にあった全国規模の成人ADHD講演会についてです。
座長は東京医科大学精神医学分野主任教授の井上猛先生、演者は福井大学医学部精神科教授の小坂先生と私という、大変光栄な機会を頂きました。
井上先生も小坂先生も、普段はひたすらご講演や研究業績から学ばせていただくばかりの大変著名な先生方です。
全体で2時間にわたる会でしたが、緊張から本当にあっという間に過ぎました。
小坂先生のご講演は、多動衝動の評価について分かりやすく、かつ奥深く教えてくださり、いつもながら大変貴重な時間となりました。
私の講演では、臨床的な薬の使い方や隠れた多動衝動についてをお伝えしています。
どうやら全国で1000人以上の医療関係者の方々が聴講くださり、大変ありがたく思います。
仁愛診療所
院長 楠木
2022年03月12日
皆さん、こんにちは。
今回は3月9日にあった講演会についてです。
名古屋大学精神科准教授の高橋先生とつくしこころクリニックの高野先生と登壇しました。
高橋先生のご講演から多く学ばせて頂き、ディスカッションも盛り上がって非常に有意義な時間でした。
ご聴講の先生方とその患者さん方のお役に立ててれば幸いです。
仁愛診療所
院長 楠木
2016年09月29日
うつ病を治すには
「うつ病と適応障害」
仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。
【 診察室でよくある話 】
「うつ病」は自責念が特徴的。だから、特定の誰か、仕事や何かのせいで「うつ」になってしまったと思っている人は、うつ病じゃないかも・・・
「適応障害」かもしれませんね。
「適応障害」は、特定の仕事や人間に反応した病気でうつ病とほとんど同じような症状だから普通は見分けがつかない。でも、うつ病と違って、脳の病気ではありません。神経症圏の病気です。だから、治療方法も違います。
カウンセリングは効果あります。休暇を取ってもあまり変化が出ません。考える時間が取れるのは良いことですが。部署替えや転職、引っ越しなど環境変化が一番の薬です。
「適応障害」は、死にたい、消えたい、楽になりたいと思う症状も出ますが、衝動的な行動は少ないと思えます。
おおざっぱですが、こんなことがよく相談されています。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
うつ病についてはこちら
お問い合わせ先 0120-477-029
2016年09月09日
はじめまして。仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。
あらかじめご了承下さい。
でも、Drではないからこそ、皆さんと同じ目線で考えながらもイメージができていることがたくさんあります。間違っていることもあるかもしれませんがお伝え致します。
「うつ病」は、心ではなくて脳の病気。だから、カウンセリング効果は少なく、薬で治る病気なんです。実際そんなに単純ではないんですけど。でも治すには休息が一番効果的!!
わかってきた「うつ病」概念
(1)自分を責めてしまう――申し訳ない。自信がない。死にたい。いない方が良い。
だから、ホントに死んじゃう人もいます。計画的ではなく衝動行為で。残念です。
(2)行動力や気力が激減――何もしたくない。動けない。ダルい。考えられない。覚えられない。
だから、昨日のことも覚えていない。認知症じゃないかと心配しちゃう。
(3)不安と焦り――些細なことでイライラしたり、不安になる。びくびくしている。
(4)不眠――眠れない。寝付けない。中途覚醒。朝方や明るくなる頃に眠れる昼夜逆転。
おおざっぱですけど、こんなことがよく相談されています。
うつ病についてはこちら
お問い合わせ先 0120-477-029
早目に相談が大切です。
早めに医師に相談していただくことにより、より的確なアドバイスをさせて頂きます。
まずはいち早くご相談ください。
お問い合わせ先 0120-477-029