2021年06月09日
2021年4月から仁愛診療所で常勤になった楠木です。
正式な届け出の関係があって所長・院長と名乗るには若干早かったのですが、実質的にはこの4月から院長職に就いております。
今後ともよろしくお願いいたします。
最初なので、このブログの院長記事を今後どのように運用していくつもりかお伝えいたします。
まず、受診を検討してホームページをご覧になった方が、安心・納得して来院して頂くきっかけになればと考えています。
そのため、皆様が受診を検討する時に心配するであろうポイントについて、少しずつ記事にしていこうと思います。具体的には、クリニックの接遇、院長のキャリア・講演・学術的活動、治療方針、治療構造(時間や手順)などですね。
次に目的としたいのは、すでに通院している患者様方に対して、診察中によく説明する内容の文章化です。
私は診察中にかなり細かく説明するので、よくお伝えする内容についてブログに上げておけば後で読み返せてよいのではと考えていました。こちらも少しずつ記事を増やしていきたいと思います。
他にも、漢方治療についてなどニーズがありそうなことを記事にしていきたいと思います。
尚、個別の質問には返答いたしかねますのでご了承ください。
院長紹介
2020年11月26日
仁愛診療所の隣に保育施設があります。
子供たちの楽しそうな笑い声が診療所の中まで聞こえてきたり、お散歩中にすれ違うと挨拶をしてくれたりします。
当院通院中の患者様も,子供たちがお散歩している姿を目にしているのではないでしょうか?
そんな子供たちが勤労感謝の日にお手紙をプレゼントしてくれました!
微笑ましいですね。
2019年12月19日
毎年恒例の医療法人回精会全体の忘年会がありました。
仁愛診療所にて睡眠新患外来を担当の
【名古屋市立大学 現睡眠センター長 中山明峰先生】
が壇上にて挨拶がありました。
より良い睡眠医療をテーマにした とてもわかり易くて奥深い内容でした。さすが、TV取材や出演の多い先生だと感嘆しました。
2019年04月24日
4月になり回精会へ新入職員が30名ほど入職し、歓迎会を行いました。
仁愛診療所へは医師1名、看護師1名が入職しました。
職員200人を前にして壇上にて堂々と挨拶。格好よかったです!
2019年01月29日
昨年12月17日、医療法人回精会全体での忘年会がありました。
回精会全体なので、通常業務ではあまり話をする機会が無い方々とも交流ができ、良い刺激を受けます。
新入職員の挨拶が毎年あり、それを聞くのが密かな楽しみとしています。
今回は仁愛診療所からも新入職員が一名おり、落ち着いた挨拶をしていました。
壇上での様子をパシャリ。
2018年04月24日
春になり、回精会全体の新入職員歓迎会が行われました!
仁愛診療所では新たに検査技師を迎え入れ、より一層フォロー体制が強固になりました。
そして・・・壇上にて入職の挨拶をされているところを収めました★
2017年02月01日
仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。
「精神科の医師は、どうやって病気の診断をしているのかと思ったことはありませんか?」
Drに話を聞いたり、カルテを見たりしてみると・・・
初診の場合:
当院は、クリニックでは珍しいケースですが、診察の前にスタッフが聞き取りを行います。診察時間には限りがあるので、事前に充分な情報を得るためです。聞き取る内容は、<職業、家族構成、通院歴、通院状況、処方、病歴、家族歴、生育歴、性格、学歴、職歴、家族等の関わり方、仕事上の情報、人間関係、一日のスケジュールなどなど> 約1時間掛かります。その情報を基に医師の診察となります。
診察開始です。
(1) 診察室に患者さんが入って来た段階で、全体像として顔色、身なり、姿勢、挙動(挨拶、歩き方、座る位置、視線)を観察しています。
(2) 何が困っているのかを伺いながら、表情、口調、態度、疎通性を観察しています。
(3) 時系列の確認。患者さんは今現在の症状を切々に話そうとしますが、その前に生活環境などの背景は大事です。
いつから何がどうなってきたか。仕事内容、職場状況、家族のことなどを絡めた人間関係や背景を掘り下げながら、原因、思考、理解力、判断力、受け取り方を探っています。
その上で、今の症状を詳しく確認します。
*この時点では、病像のイメージは出来ていて、おおよその疑い病名に絞り込んでいる場合が多いです。
(4) その診断基準に合致するかどうかの確認問診が始まります。
*精神科にも当然、病気診断の明確なガイドラインはあります。
(5) 診断をお伝えします。本人の希望になるべく添う方向で治療方法を相談していきます。指導や注意も合わせて行います。
初診時だけで診断を確定させることが難しいケースや判断に困る場合もあるそうです。
検査が必要なケースは検査後に診断をすることになりますし、精神疾患が混在し、一つだけでない場合も多く見られます。
治療を重ねる経過で、情報の追加や訂正、症状変化、薬の反応状態などから診断を確定したり、追加、変更をしていく時もあります。
うつ病だけでも、病態により様々に区分されていますが、患者さんに伝えるのは「うつ病」とだけになる場合が多いです。
精神科の診察は、言葉のやり取りが多いので、誇張をしない的確な表現が求められます。ただ、医師が判断しているのは、言葉だけではないということです。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。
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お問い合わせ先 0120-477-029