2017年11月23日
以前、「精神科」と「心療内科」の違いを掲載しました。
ブログを書きながら、ホントにどれぐらい違いがあるのか疑問が深まったので調べてみました。
医者を育てる大学病院で「心療内科」を検索。
<結果>
・「心療内科」専門診療部がある大学病院は少ない---あっても発達障害や引きこもりなどの児童精神を扱っている科となっている---
・本来の「内科」の中に「心療内科」がある大学病院は稀。
・「精神科・心療内科」と並記してある大学病院はそこそこありましたが、「心療内科」で検索しても「精神科」が逆にヒットした大学病院がほとんど。
やはり、垣根が低いんですね。
でも、調べていくうちに「心療内科」で治療できても、「精神科」には治療が難しい病気があることも判りました。
当たり前ですよね。
これは次回に。
=== 早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。===
うつ病についてはこちら
お問い合わせ先 0120-477-029
2017年11月06日
「ADHD」について勉強中の仁愛診療所のスタッフです。
もちろんDrではありませんので、あらかじめご了承下さい。
でも、Drではないからこそ、皆さんと同じ目線で考えながらも、良くある疑問や質問をわかりやすく説明できるのでは と思ってます。
現在、仁愛診療所には多くの方がADHDの相談にお越しになられています。
お困りの方々が本当に多いと実感し、私も皆さんの苦悩やご質問を聞きながら情報を集めています。
その都度、担当専門医に疑問や考え方を聞いたりしながら、治療方法や対処方法などの情報を発信していきたいと思っています。
=== 医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。===
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2017年09月08日
何故、紹介状が要るのでしょうか?
もちろん経過や処方、検査状況などを正確に伝え、治療がうまくつながるようにするためです。
それ以外でも
1. 紹介状を持参される方に対しては、きちんと病気に向き合い対処されている方だと認識できます。
*治療は医者と患者さんの信頼関係上で成り立つものです。
2. 例え効果がなかった医療機関の治療でも、治療経過を捨てるのはもったいない。
*うまくいかなかったことも次につなげましょう。
3. 保険診療は、1つの病気に対して1つの医療機関で治療を行うことが基本です。転院希望をいただくと一方は治療中止とできます。
これは、主治医をきちんと決定するためと、あちこちで同じ薬を同時にもらう依存症や不正行為を防ぐためでもあります。
4. 医療機関同士の連携のためです。違う病気で並行治療を行う場合は特に有効です。
【自分の事は自分が一番良く知っているのも事実ですが、病気になると一番わかっていないのも自分です。】
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2017年08月29日
<医療費が高くて困っている>
精神科の医療に対して、自立支援医療(精神通院医療)という制度があります。
精神疾患に対しての保険治療費と薬局に適用できます。(風邪や血圧など精神に起因しないものはダメです)
簡単に言えば、窓口負担金を減らしてくれる(一般は3割負担を1割まで)制度です。
◆例えば、診察費1,500円 薬局3,000円の計4,500円だった場合:制度利用にて1,500円で両方の支払いが済みます
また、助成制度と言って、更にその残った1割を負担してくれる市町村もあります。
つまり医療費支払い0円になります。ちなみに名古屋市は ×
*決して障害者になるわけではありません。
詳しくは、精神科医療機関でお尋ね下さい。
当院では、
・ある程度の通院期間を経て まだなお通院が必要と思われる方
・高額な薬代を必要としている方
随時ご案内を行うようにしています。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。
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2017年08月21日
<医療費が高くて困っている> 自立支援医療はご存知ですか
精神科の医療に対応して、自立支援医療(精神通院医療)という国の制度があります。
精神科の治療が中長期に渡った場合、仕事を休むなどで経済的に治療費が重くのしかかってしまうためです。
厚労省HP→「通院による精神医療を継続的に要する病状にある者に対し、その通院医療に係る自立支援医療費の支給を行うものです。」
*決して障害者になるわけではありません。
全ての精神科治療の疾患に対応している訳ではなく、診断書も必要になります。
詳しくは精神科医療機関でお尋ね下さい。
当院では、
・ある程度の通院期間を経て まだなお通院が必要と思われる方
・高額な薬代を必要としている方
随時ご案内を行うようにしています。
こんなことを書くと、「また診断書が増える~!」と先生達に怒られるかもです・・・
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。
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2017年07月20日
当診療所では精神科の診察を行っているので、個人情報に関して細心の注意を払っています。
患者様のプライバシーを守るため、受付窓口にて『番号札』をお渡しし診察時や会計時などでは番号札の数字でお呼びしています。
基本的に、他の患者様の耳に入る場所でお名前をお呼びすることはありません。
そういった余計なことを気にすることなく、安心して治療に専念ができる環境を目指しています。
添付の写真は受付にてお渡ししている番号札になります。
2017年07月10日
<精神科の通院は知られたくない>
患者さんから、精神科へ通院するのに健康保険を使っても大丈夫だろうか?と良く聞かれます。
会社が調べることで、自分に取って不利に働くのではないかと心配だからと言われます。
個人情報取扱いに厳しいご時世ですが、難しい問題です。
断定はできませんが、「●●会社健康保険組合」 以外は、まずわからないと思います。
●●会社というのは、その企業内で保険審査機関を持っていますので、調べようと思えば、レセプトから病名や治療歴はわかると思います。
ただし、診察内容や詳細まではわからない。これは断言できます。
でも保険組合を持つような大企業なら、逆に組合もしっかりしていますよね。病気で不当扱いを受けたなら大問題でしょう。
付け加えて、社労士さんは違法だと言っています(ネットで調べました)
また、照会が来るとしたら、それは医療機関側の不当請求を調べるためであり、患者個人の問題を見つけるためではありません。
当院では、前述の事全てにおいて、本人の知らないところで名指しの内容照会が来たことは一回もありません。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2017年07月01日
<先生のタイプ>
医師も人間ですから性格的要素も大きいですね。完全に仕事と割り切ってしまうドライな先生が増えてきている傾向も悲しい現実です。
訴訟社会の影響も大です。
医師は症状変化など経過を診るために問診を行わなければ意味がありません。患者さんの話を全部聞いていた先生もいましたが、カルテの記載はまるで日記の様でした(笑)。
患者さんの言いたい事と医師の聞きたい事が同じとは限りません。
ついつい言いたくなる愚痴や悪口は歓迎されません。愚痴を聞くことで、ストレスの昇華(「しょうか」と読みます。発散に近い意味です)は図れますが、毎回では医師も精神的に参ってしまいます。また、大切な指導やアドバイスの時間がなくなってしまいます。
では、愚痴は誰に言えば良いの? → あえて言うなら、カウンセラーですかね~?
医師として、簡潔に要点を聞き出すと同時に注意深く観察し、疑問がある時は時間を掛ける。それでも多くの患者に接する。これが理想。
また、信頼関係は大きな治療要素ですから、初診の時と悪化時は時間を掛けていただけるDrが良いなぁと思います。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2017年05月23日
医者は早く良くしてあげたいと思っています。
患者様も早く治りたいと希望されています。
お薬で症状が軽くなり、楽になれば、良いDrと思われるかもしれません。
結果、治ることもたくさんあります。
薬の使い方が上手いDrはたくさんいますが、
診察中、薬の話しかしないDrは、腕の良いDrではないと思います。
現代のストレス社会では、ストレス因や人間摩擦はあちこちにあります。
≪治療結果は同じでも、本人が精神的な弱点?を克服していなければ、同じような条件下ではまた『再発』してしまいます。≫
【腕】の良い精神科Drとは、
精神療法〈医師の腕(2)〉の上手いDrです。一貫した指導が行われます。
【腕】の良い精神科Drとは、
本人の思考パターンを根気よく修正してくれて、『再発を防ぐ』Drだと思います。
もちろんそのためには、本人にも努力が要求されます。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2017年05月15日
精神科治療は、患者様に耳を傾けなければ始まりません。当然、聞き出し上手でなければ、誤診断になる可能性も否定できません。
ならば、話やすかったり、理解力のあるDrは【腕】の良いDrでしょうか??
理解力は大きな武器ですが、話を理解することと、診断力はイコールではありません。
性格や言い方も違う方々に対して、色々な角度や方法で問診を行って反応を確認し、その反応をどう捉えるかが、まさに精神科Drの【 診断の腕 】です。
決して話やすかったり、長く時間を割いてくれるDr =【腕】の良いDrではないと思います。
もちろん信頼関係は大きな柱ですから、良く話し合うことは必要です。
頼れるDrだと思えば、治療にも積極的になれます。
以前のブログで、診断名によって有効治療方法が違うことがあると述べました。
診断は、ものすごく大事です。
きちんと診断ができるDrは間違いなく【腕】の良いDrだと思います。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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