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自律神経失調症
自律神経とは
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、全身のあらゆる場所に分布しています。
この2種類の神経がシーソーのようにバランスを取りながら、環境に合わせて体温や血圧などを分秒単位で調節しています。
また、自律神経はとてもデリケートな面があり、精神状態の影響を強く受けます。(緊張時に口が渇いたり、手や背中に汗をかくなど)
自律神経失調症の特徴
自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れてしまうことで発症します。多くは交感神経の働きが強くなり、身体機能全体のON/OFFがうまくできなくなっていきます。
長い間ストレスに悩まされた方や、不規則な生活が続いた方に起こりやすいですが、性格的な要因も関わります。また、うつ病や神経症などの精神疾患が原因で起こることも多く、逆にそれらの病気の誘因になることもあります。
慢性化すると長引きやすい病気です。
自律神経失調症の主な要因
① 慢性的なストレス
② 睡眠や生活のリズムの乱れ
③ 住居や仕事先などの環境変化
④ ホルモンバランスの変化
⑤ 偏食やコンビニ弁当・インスタント食品の多用など栄養バランスの偏り
自律神経失調症の主な症状
・ 頭痛、めまい、顔の火照り
・ 動悸、胸の痛み、息苦しさ
・ 手足の冷え、発汗、しびれ
・ 不眠やイライラ感
・ 下痢や便秘
・ 吐き気や食欲不振
自律神経失調症の治し方(治療)
自律神経失調症の治療には、お薬による治療とその他の治療法があります。
薬による治療では、自律神経の機能を調節する薬や精神安定剤、睡眠導入剤などを使います。良く眠ることは有効です。漢方薬を含む東洋医学も有効です。
お薬以外では、自律神経の働きを調節するため、日々の生活を見直します。訓練療法が有効なこともあります。
また、病気との付き合い方を見直し、出てくる症状一つ一つに振り回されない自分を作ることも大切です。
受診予約は0120-477-029から


※初診の場合は診察終了120分前が最終受付時間となります。