- ホーム
- 適応障害
適応障害
適応障害の症状
あるポジションや環境におかれた時に「どうしても馴染めない。人と折り合いがつかない」などとストレスを抱えることがあります。その一方で、馴染めなかったり、うまく役割を果たせない自分を責めながら、必死で努力を続けたりします。それが空回りしたり、上手く行かないときに、耐え難い苦痛や拒否反応を示し、適応障害という状態に陥ることがあります。
発症時はその特定のストレスや環境下に対してのみ症状が出ますが、次第に関係のない些細なストレスに対しても同様の反応を起こしてしまうようになります。
適応障害の典型例
- 睡眠障害:
- 不眠(入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒)や熟睡出来ないなど
- 抑うつ症状:
- 気分の落込み、憂うつ感、焦り、イライラ感、緊張などのうつ病と類似症状
- 不安症状:
- 不安感、動悸、冷汗、痺れ、めまい、吐き気、過呼吸などパニック障害と
類似の症状
- その他:
- 神経過敏、情緒不安定 また、無断欠勤や些細なことでの喧嘩、
物に当たってしまうなど、普段と違う行動。
適応障害の治し方(治療)
適応障害の主な治療方法としては、薬物療法にて身体症状を軽減しながら、精神科医による精神療法にて精神的な苦痛や苦悩を解消していきます。カウンセリングが有効な場合もあります。また、適応障害は、病因となるストレス対象がはっきりしているので、ストレス因を遠ざけることで苦痛が軽減したり、消失することも見られ、治療と併行してストレス因を切り離す努力が重要となります。
うつ病と同じ症状が出現している場合にはうつ病と同じ治療が必要となります。中
には休養を必要としたり、病院で精神科に⼊院していただくケースもあります。
受診予約は0120-477-029から