新型コロナウイルス感染症後遺症外来
新型コロナウイルス感染症後遺症外来を行っております。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)及びその変移株であるデルタ株やオミクロン株は、回復した後にも後遺症として様々な症状が現れることがあり、それに対して確立された治療法が現在はありません。そのため、治療は対症療法が中心となり、当院では安全面を考慮し漢方治療を行います。
問診・腹診・血液検査など必要な検査を行い、それぞれお困りの症状に合わせた漢方薬を処方し、症状の緩和・改善を目的とした治療を精神科の観点から実施します。
また、診察後に専門医への受診を促すこともあります。
どんな症状をみるの?
新型コロナウイルス感染症から回復した後の症状として・・・
- 強い倦怠感、だるさ
- 味覚、嗅覚の異常(嗅覚障害、味覚障害)
- 抜け毛
- 不安
- うつっぽい、気分が落ち込む
- 注意力や集中力の低下(ブレインフォグ)
- 疲れやすい、めまい、ふらつき、ほてりなどの自律神経症状 など
対象
新型コロナウイルス感染症から回復し、4週間以上経過しても上記症状などにてお困りの方。
所要時間・費用
40分~60分程度。
保険診療にて診察ができます。初診時は3割負担の場合、6000円ほど必要となります。
予約方法
お電話にて予約を承ります。その際にどのような後遺症が持続しているか尋ねます。
また、来院時に下記チェックリストをお渡しし、診察前に記入をお願いしています。あらかじめ記入したリストをお持ちいただいても構いません。よろしければご活用ください。