2022年03月01日
皆さん、こんにちは。
今回は、2月24日(木)に行ったうつ病の講演会についてです。
名古屋大学名誉教授の太田先生が座長で、瀬戸市を支える山口先生と演者を務めさせて頂きました。
私の講演はうつ病治療で注目される認知機能障害に対して、トリンテリックスという薬がどのような役割を果たすかが主な内容です。
聴講いただいた先生方のご参考になれば幸いです。
間接的にでも患者様方の回復の一助になればと思います。
仁愛診療所
院長 楠木
2017年03月15日
仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。
<自律神経失調症の治療>
精神科では、不安などの精神症状と動悸や過呼吸、下痢などの自律神経症状を身体症状として捉え、精神疾患の治療の中に組み込みます。ただ、身体症状は、本人が病気を実感しやすい症状が出るので不安を特に強くしてしまいます。
自律神経失調症を根治させるための近道は、不安やイライラを軽減し、良く眠れるようにすることで、神経に狂いを生じさせないようにすることです。
お薬はパニック障害治療薬=抗うつ剤を用いることが、多く見られます。漢方も有効です。また、自律神経失調症そのものの治療薬もあります。
動悸が治まったと思ったら、今度は手がしびれる、全身発汗など、新たな病気になったと不安になりますが、全身に張り巡らされている神経なので、自律神経の不調を起こしている箇所が変化しただけとも考えられます。
症状が出たときには、内科を受診される方が多いと思います。内科でも治療を行えますが、精神科や心療内科の方が、扱っている患者数から言っても圧倒的に多いと思います。何より、病気の元を治さないといつまでたっても自律神経不調が湧きあがってきてしまうと思います。
ストレスが絡んでいるなと思われたら精神科受診をお勧めします。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
自律神経失調症についてはこちら
お問い合わせ先 0120-477-029
2016年09月29日
うつ病を治すには
「うつ病と適応障害」
仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。
【 診察室でよくある話 】
「うつ病」は自責念が特徴的。だから、特定の誰か、仕事や何かのせいで「うつ」になってしまったと思っている人は、うつ病じゃないかも・・・
「適応障害」かもしれませんね。
「適応障害」は、特定の仕事や人間に反応した病気でうつ病とほとんど同じような症状だから普通は見分けがつかない。でも、うつ病と違って、脳の病気ではありません。神経症圏の病気です。だから、治療方法も違います。
カウンセリングは効果あります。休暇を取ってもあまり変化が出ません。考える時間が取れるのは良いことですが。部署替えや転職、引っ越しなど環境変化が一番の薬です。
「適応障害」は、死にたい、消えたい、楽になりたいと思う症状も出ますが、衝動的な行動は少ないと思えます。
おおざっぱですが、こんなことがよく相談されています。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
うつ病についてはこちら
お問い合わせ先 0120-477-029