2021年03月02日
診断書といっても様々です。
皆さんがよくご存じなのは、「骨折や病気のため、全治~週間と診断します」といった内容かと思います。
仁愛診療所での作成事例を何例か公表していきます。実物には割り印や診療所印が押印されますが、ご参考になればと思います。
=== 医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。まずはご相談ください。===
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2020年04月14日
『診断書をもらって来なさい』と会社から言われて来たので診断書をもらえますか? と良く聞かれます。
ケガや熱があるなどの症状がはっきりしている場合は良いのですが、例えば
・なんとなくだるい
・朝が起きられない
・眠気が抑えられない
・熱もないのに頭がぼーっとする
などなど 当院の場合でも病気かどうかがはっきりわからない場合もあります。
診断書は、名前の通り診断が確定した時に発行されるものです。医者に掛かりさえすれば初診時にすぐ書いてもらえる とは思わない方が良いと思いますよ。
検査結果が出てからとか、診察に2~3回来て様子を見てからとかなんてザラにあります。
会社の中にはすぐ『診断書』が出るはずだ などと思っておられる上司も見えます。
診断書が出ないことで板ばさみとなって困った場合の対処方法として、上司と一緒に受診して担当医から説明してもらうという方法もあります。
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2019年10月31日
このブログを読んでいただいている方の中には、職場などに提出した診断書病名=自分が聞いている病名と違うと思っている方が見えるのでは。
それによって、自分の本当の病気は???という方もお見えになるのでは? と推察します。
診断書は絶対に『 嘘 』は書けません。
それでも、「うつ病」と「自律神経失調症」を併発している場合などでは、診断書に自律神経失調症と記載しても「嘘」ではありません。
==当院でも、欠勤や休職のための診断書は、患者さんの職場での立場や復帰時の事を考慮し、かつ、事実を捻じ曲げてない場合は「自律神経失調症」の病名で診断書を作成することもありました。==
その他のケースでは?
・主病の診断に時間が掛かった場合。(初診時だけで診断を決められない場合は多々あります)→仮診断
・本人の気持ちに余裕がなく、主病名を伝えることで、病状を著しく悪化させてしまうと判断した場合。
などが考えられます。
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2018年11月20日
皆さんが医者にかかる時、結構お高い費用の時代が来ています。でも、明細書を見ても何のことだか?さっぱり???
意味不明の項目。何をしてもらった代金なのだろう?と思うことがありませんか?
そんな時は、窓口で聞けば良いと思います。え~ッ聞きにくいよと思われるでしょうが、そんなことはありません。
結構、医療機関の報酬は がんじがらめです。
仁愛診療所でも、聞かれた時 「え~とえ~と」になってしまうスタッフもいますが、それでもキチンとお答えするようにしています。
病気が良くならなくてもお金は安くなりませんが、納得してお金は払いたいですよね。
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2018年08月17日
診断書は、《病気やケガのために、金銭負担や不都合が生じた事を証明するため》が一般的です。
医療機関側として患者さんが勘違いをされていて困るのは、
==ご自身の都合や希望を考慮して盛り込んで欲しいと言われること==
診断書は「ウソ」は書けません。事実のみです。
患者さんは、ご希望を切々と述べられますが、事実と違っていれば、「そこを何とかしてよ」は通りません。出来ないことは出来ないですし、書けないものは書けないのです。
皆さんの都合が通るなら、診断書の意味がなくなってしまいます。
社会的にもよく問題になっていますよね。
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2018年07月17日
診断書は、《病気やケガのために、金銭負担や仕事に不都合が生じた事を証明するため》が一般的です。
医療機関側として患者さんのご希望で対応に困るのは、
==初診以前のことに関する診断書、証明書の依頼が多いということ==
継続通院をされている場合は、過去問題は発生しません。
☆初診の場合、医師は診察後に診断書を作成しますが、
ケガや事故のように因果関係が明確な場合を除いては、推測になってしまうため、診察前を証明することは困難です。
当院は精神科と睡眠外来を行なっています。
初診の方が「気分が悪くて3日前から会社を欠勤。会社宛に3日前から病気だったと証明する診断書が欲しい。」
というご希望に対しての返答は、残念ながら「3日前ではなく本日からの分は書けますよ」となってしまいます。
辛くてもスグに医者に掛かりましょう。
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2018年05月30日
初めて診察に行くのに幾ら持っていけば良いのだろうか?
心配になりますよね。
でもまずは保険証です。
初診の時に保険証を忘れれば、全て自費になると思ってください。 忘れてしまった場合は、期限はありますが後日の保険証提示で自費の返金も、大抵はOKのはずです。
【一般的に3割負担の方】
初診点数は約280点⇒840円(診察料も含まれています)
診療科によって異なりますが、技術料とも言うべき治療上の指導料や精神療法などが加わります。約200~400点⇒600~1200円
あとは、処方せん料関係 約80点⇒240円
その他諸費用点数 約20点⇒60円
合計で1740円~2340円という見積もりです。
それに検査があれば検査費も加わります。
これは点数がまちまちです。
多い検査は血液検査ですが、1200円~3000円ぐらいが一般的でしょう。
検査の必要性を医師から受けた時に幾らぐらいかかりますか?と尋ねると教えてくれる医師がほとんどだと思います。
あとはお薬代。薬局で支払うことが多いと思われますが、投薬日数もあり、これだけは予想が出来ません。
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2017年09月14日
・自立支援医療の申請先は、住民票のある地域の保健所または各市町村役場になります。
・制度申込みには、精神科主治医の診断書が必要となります。
ということは、医師による制度利用の判断?も時には入ります。(「安易に自立支援に頼ってはいかん」というポリシーの先生もいるみたいです)
また、診断書料が発生することになりますので、短期通院の場合は不適です。
自立支援医療を申請すると、会社にバレないか心配される方もお見えになりますが、
あくまで国の制度です。自立支援医療を利用している人=重症ではありません。
そんな心配をしているより、家計費の心配を軽くし、早く良くなりましょう。
私が精神科に掛かって、しばらく通院が必要そうなら絶対申込みますね。
早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2017年09月08日
何故、紹介状が要るのでしょうか?
もちろん経過や処方、検査状況などを正確に伝え、治療がうまくつながるようにするためです。
それ以外でも
1. 紹介状を持参される方に対しては、きちんと病気に向き合い対処されている方だと認識できます。
*治療は医者と患者さんの信頼関係上で成り立つものです。
2. 例え効果がなかった医療機関の治療でも、治療経過を捨てるのはもったいない。
*うまくいかなかったことも次につなげましょう。
3. 保険診療は、1つの病気に対して1つの医療機関で治療を行うことが基本です。転院希望をいただくと一方は治療中止とできます。
これは、主治医をきちんと決定するためと、あちこちで同じ薬を同時にもらう依存症や不正行為を防ぐためでもあります。
4. 医療機関同士の連携のためです。違う病気で並行治療を行う場合は特に有効です。
【自分の事は自分が一番良く知っているのも事実ですが、病気になると一番わかっていないのも自分です。】
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2017年09月04日
転院の時など紹介状をもらってきて下さいと良く言われると思いますが、
良く勘違いされるのは、診断書です。診断書は紹介状(診療情報提供書)とは全く別ものです。紹介状の役目は果たしません。
同じ地域で転院する場合は、「紹介状を書いてください」とは、先生に言いにくいですよね。お気持ちは良くわかります。
転院したい=他の医者の方が良い気がする 失礼だと怒られないか。
でも、皆さんが思っているほど深刻な話ではありません。医者側もああそうですか みたいにサクっと気軽な場合が多いですよ。
そんなに自信満々の医者はそういません。
患者さんには医者を選ぶ権利があり、通院先は自由です。また、戻る場合も「またお願いします」で済みますよ。
ですが、医者の「紹介状は書きません」には問題あります。義務を放棄する医者は患者さんの事を思っていないケースがあると思われます。
忙しい面倒だからでは通らないと思うのですが、実際は、なんだかんだと言って書かない医者がいるのも事実です。
患者さんから「書いてもらえない」と申し訳なさそうに言い訳されるのはつらいです。
当院では、正当な理由がない限り、お断りすることはないと思います。
なんて当たり前の事なんですけどね。
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