2017年09月13日

薬の心配と失敗  I

薬の心配と失敗  I 薬って怖いですよね。私も怖いです。
漢方を含めてどんな薬も飲めば副作用はあります。

薬のことは簡単にネットで調べられます。
「心配で調べずにはいられない」とよく患者さんから聞いています。医者よりも副作用に詳しい患者さんもいるぐらいです。
不安になりやすくなっているので、あまり神経質に調べ過ぎない方が良いですよ。

薬品会社は訴えられたくないので、確率は低くても副作用は全部掲載してあります。
それを皆さんが読んで、たくさんの副作用があることに心配で飲めなくなる。

大丈夫か~大丈夫か~と心配して飲めば、睡眠導入剤や抗不安剤は効果が落ちるでしょうね。かえって病状が悪化したように感じてしまうかも。

「先生、効きません」→「ではもう少し強い薬に変えましょう」・・・強い薬と聞けばまた不安↑ 余分な薬が増えてしまうかも

【飲む前から薬と闘うのは止めましょう。】


早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。
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お問い合わせ先 0120-477-029


2017年09月08日

よく言われている紹介状(診療情報提供書) 紹介状はなぜ必要か??

よく言われている紹介状(診療情報提供書) 紹介状はなぜ必要か?? 何故、紹介状が要るのでしょうか?
もちろん経過や処方、検査状況などを正確に伝え、治療がうまくつながるようにするためです。

それ以外でも

1. 紹介状を持参される方に対しては、きちんと病気に向き合い対処されている方だと認識できます。
*治療は医者と患者さんの信頼関係上で成り立つものです。

2. 例え効果がなかった医療機関の治療でも、治療経過を捨てるのはもったいない。
*うまくいかなかったことも次につなげましょう。

3. 保険診療は、1つの病気に対して1つの医療機関で治療を行うことが基本です。転院希望をいただくと一方は治療中止とできます。
これは、主治医をきちんと決定するためと、あちこちで同じ薬を同時にもらう依存症や不正行為を防ぐためでもあります。

4. 医療機関同士の連携のためです。違う病気で並行治療を行う場合は特に有効です。

【自分の事は自分が一番良く知っているのも事実ですが、病気になると一番わかっていないのも自分です。】


早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2017年08月29日

医療費が高くて・・・  <自立支援医療>ご存知ですか? II

医療費が高くて・・・  <自立支援医療>ご存知ですか? II <医療費が高くて困っている>

精神科の医療に対して、自立支援医療(精神通院医療)という制度があります。

精神疾患に対しての保険治療費と薬局に適用できます。(風邪や血圧など精神に起因しないものはダメです)
簡単に言えば、窓口負担金を減らしてくれる(一般は3割負担を1割まで)制度です。
 ◆例えば、診察費1,500円 薬局3,000円の計4,500円だった場合:制度利用にて1,500円で両方の支払いが済みます

また、助成制度と言って、更にその残った1割を負担してくれる市町村もあります。
つまり医療費支払い0円になります。ちなみに名古屋市は ×

*決して障害者になるわけではありません。

詳しくは、精神科医療機関でお尋ね下さい。
当院では、
・ある程度の通院期間を経て まだなお通院が必要と思われる方
・高額な薬代を必要としている方
随時ご案内を行うようにしています。


早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
まずはご相談ください。
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2017年08月21日

医療費が高くて・・・  <自立支援医療>ご存知ですか? I

医療費が高くて・・・  <自立支援医療>ご存知ですか? I <医療費が高くて困っている>  自立支援医療はご存知ですか

精神科の医療に対応して、自立支援医療(精神通院医療)という国の制度があります。
精神科の治療が中長期に渡った場合、仕事を休むなどで経済的に治療費が重くのしかかってしまうためです。

厚労省HP→「通院による精神医療を継続的に要する病状にある者に対し、その通院医療に係る自立支援医療費の支給を行うものです。」

*決して障害者になるわけではありません。

全ての精神科治療の疾患に対応している訳ではなく、診断書も必要になります。
詳しくは精神科医療機関でお尋ね下さい。

当院では、
・ある程度の通院期間を経て まだなお通院が必要と思われる方
・高額な薬代を必要としている方
随時ご案内を行うようにしています。

こんなことを書くと、「また診断書が増える~!」と先生達に怒られるかもです・・・


早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。
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2017年06月29日

医師の【腕】  先生のタイプ と 現実 I

<先生のタイプ> 

話を聞いてくれない! 薬の話しかしない!

転院されてくる患者さんがホントによ~く口にされるのは
「先生が話を全然聞いてくれなかった。」
「すぐ 薬を出しときますね で終わってしまう先生だった。」

私も今まで仁愛診療所だけでなく 色々な先生と関わってきました。
患者さんが診察室に入ったとたんに出てくる???  えっ とこっちが思ってしまうぐらいスピーディな先生や薬の話しかしない先生が実際にみえるんです。
仁愛診療所はどうなんだろう・・・?  多分、話をきちんと聞いてくれる合格点の先生たちではないか(先生たちに怒られるかな・・)と思っています。

私も、医者に掛かった時は、きちんと向き合ってくれる先生を頼りにしたいと思っています。

医者は多くの患者さんを診れば診るほど儲かるのは当たり前。常に時間との戦い。
ただし、話を聞かずに患者さんが離れればそれもまた痛手。これは経営者的考え方。
勤務医はというとノルマ的に数字を求められる病院もあります。医師任せの病院もあります。


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2017年05月23日

医師の【腕】 当然あります(4) ここが違います

医者は早く良くしてあげたいと思っています。

患者様も早く治りたいと希望されています。

お薬で症状が軽くなり、楽になれば、良いDrと思われるかもしれません。
結果、治ることもたくさんあります。

薬の使い方が上手いDrはたくさんいますが、
診察中、薬の話しかしないDrは、腕の良いDrではないと思います。

現代のストレス社会では、ストレス因や人間摩擦はあちこちにあります。
≪治療結果は同じでも、本人が精神的な弱点?を克服していなければ、同じような条件下ではまた『再発』してしまいます。≫

【腕】の良い精神科Drとは、
精神療法〈医師の腕(2)〉の上手いDrです。一貫した指導が行われます。
【腕】の良い精神科Drとは、
本人の思考パターンを根気よく修正してくれて、『再発を防ぐ』Drだと思います。
もちろんそのためには、本人にも努力が要求されます。


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2017年05月15日

精神科の初診費用は?

仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。

【初診費用はいくらぐらいなんだろうか?】

精神科の初診の診察料は、一般的に3割負担の方で
「初診料」+「診察料」約2,100円程度です。
他に検査やお薬で増えていきます。

お薬に関しては、処方せんが発行される場合が多いので、薬局での薬剤費まで合わせた全費用は3,500~7,000円ぐらいが一般的でしょうか。

また、病院かクリニックかで費用が大きく変わることがあります。
病院では、精神科に限らず『紹介状がない場合』に予約料や特別費(3~4,000円ぐらい)が掛かる場合が多いからです。
病院それぞれの設定金額で、保険がきかず実費負担です。

また、医師の資格によっても診察料が2段階に分かれています。
公的機関に定められた日数を協力している医師は、加算点数がもらえ、約1,000円高くなります。
国が医師に協力をしてもらいたいので、医師個々に加算点数を出しています。


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2017年05月06日

医師の【腕】   当然あります(2)

医師の【腕】   当然あります(2) Drの【腕】を評価するには様々な角度があると思います。

治療結果だけを見た場合
外科医は、OPEで結果がはっきり出ますが、精神科はどうでしょう?

まず、精神科には精神療法という心理的側面から治療を行う技術が存在します。
手段にはさまざまなものがありますが、精神疾患に対してアプローチを行い、原因を発見し、生き方や考え方、捉え方等々に変化を促し、それを克服するための援助を与えるものです。
この精神療法が、外科医のOPEに当たります。

しかし、現代医学では、そこまで踏み込んだ治療をする精神科医は少なくなっています。
それほど、薬が良くなっているのも現実です。
いつも薬の話しかしないDrがたくさんいます。

治療結果は同じでも、本人に変化がなく、弱点?を克服していなければ、また、似たような条件やストレス下では再発してしまいます。


早めに医師に相談していただくことにより、適切なアドバイスをさせて頂きます。

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2017年04月24日

医師の【腕】   当然あります (1)

医師の【腕】   当然あります (1) Drの【腕】 (1)

精神科に限らず、Drの【腕】には皆さん興味があると思います。
【腕】の良いDrの見分け方は?

その前に、大事なことがあります。Drが治療を行うということは、治療する側と受ける側、双方に治療契約が成立したということなんです。医療機関としては、来院された時点で、治療の意思を確認したものとみなしています。

診断のみ=「自分が病気なのかどうかの判断 どんな病名なのかを知りたい」をご希望の時は意思表示をしてください。全く変なことではありませんし、治療方法を聞いてから治療を受けるかどうかを判断されても大丈夫です。
「手術はNO、薬はNOとか、他の治療方法はないのか」とか・・・ 

こういった要求に応じてくれるDrは良いDrです。
【腕】はわかりませんが・・・

治療契約があるということは、患者さんもDrの治療方針に従う義務が生じます。
お互い人間同士です。合う合わないはあるでしょう。
その時、患者さんにはDrを選ぶ権利があるので、担当医変更可能です。
Drには患者さんを選ぶ権利はありません。(診られない病気は断ります)


これを踏まえてDrの【腕】についてお話していきたいと思います。



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2017年03月28日

処方はどうやって決められているのか  薬の効果がなくても すぐにあきらめてはいけません

処方はどうやって決められているのか  薬の効果がなくても すぐにあきらめてはいけません 仁愛診療所のスタッフです。もちろんDrではありません。

【薬を医師はどうやって決めているのでしょうか?】

まずは症状をしっかり把握した上で、≪本人希望 どんな治療を望むのか≫ が最も重要視されます。 
「薬が嫌いだ!」とおっしゃる患者様を説得するのも医師の大切な仕事です。

それから治療歴、服薬歴、既往症、他の薬、アレルギー等の確認。
次いで年齢、性別、仕事、家庭事情でしょうか。

あと、すごく重要視していることは、
<薬を指示通りにきちんと飲めるかどうか>なんです。
効かないからと勝手に多めに飲んだりしないかどうか。相談もなく止めたりしないか。

精神科の薬を飲むことに不安もあると思います。
「癖になって止められなくなっちゃうと聞いている。」「認知症になると聞いたことがある。」だから、出来るだけ減らそう。我慢して1日おきにしよう。って考えていました なんて後々からよ~く聞く話です。全てが風評とは言いませんが、現代医学では、キチンとした中止方法は確立されています。

【薬の効果がなくても すぐにあきらめない】

処方されても効く効かないは実際あります。即効性のない薬もあります。
医師は良かれと思って処方するのですが、体質などで合わなかったことも多く見受けられます。
ヤブ医者ではないんです。簡単にあきらめず、医師に相談をする姿勢が患者様にも必要です。


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