2024年07月12日

成人期ADHD関連の講演会について

成人期ADHD関連の講演会について こんにちは、楠木です。

今回は、ADHD関連の講演会状況についてお伝えいたします。


こちらも多く講演依頼をいただいでおり、全国各地に向けて講演させていただいていました。

特に2023年9月に武田薬品の企画で坂本薫先生と対談させていただいた内容を、Rethink ADHDという資材にまとめたものがあり、その反響が大きかったと思います。

坂本薫先生は精神科医を代表するレジェンドのお一人で、まさか直接お話させていただける機会が私の人生にあるとは思ってもみませんでした。

地道に成人期ADHD治療に向き合って研鑽を重ねてきてよかったです。

さらに、今年の3月には坂本薫先生と昭和大学の岩名明先生と一緒に全国規模の講演会に登壇する機会までありました。

これも過分な機会すぎて現実感がありませんでした。



これらは当然、今まで一緒に治療に向き合ってくれた患者さんあってのことです。
今後も知識をアップデートして研鑽していきたいと思います。


成人期ADHD治療に興味をお持ちの方はお問い合わせください。

診断も治療も簡単ではありませんが、治療を継続している方は何らか成果を得ていますよ。


2024年07月11日

漢方の講演会・学会について

こんにちは、楠木です。


本日は、漢方関連の講演会や学会活動について報告いたします。

ここ2年ほどは、「脳病態から理解するメンタル漢方」というタイトルで講演を重ねていました。
当然、漢方薬にも薬理作用がありますが、それが伝統的な漢方理論を裏付けるようになってきました。

メンタル漢方としては、ストレスに応答する脳の部位として青斑核(上行賦活系の一部)を理解し、それが脳と体にどのような影響を与えるのかを理解した上で漢方薬を用いると治療効果が得られやすいと考えています。

その病態メカニズムとストレス反応向け漢方薬の関係をなるべく整理して講演をしていました。



大きな活動報告としては、今年の5月31日から6月2日に開催された第74回日本東洋医学会学術総会において、学会から依頼されて2件講師をしています。
ひとつは、ビギナーズセミナーでメンタル漢方についてを講演し、もう一つは、腹診実習セミナーで腹診実習の講師をしました。

また、昨年の東洋医学会学術総会では、コロナ後遺症について一般演題を出しています。

医師向けの講演は主に株式会社ツムラからの依頼で随時行っていましたので、これはまた別にアップしようと思います。



現代社会のストレス性病態に対して漢方治療は非常に有益な手段です。
西洋医学よりむしろ理論や薬理作用がフィットする面があります。

ストレスによる影響で心身不調を自覚しているならば、試す価値があると思いますよ。


2024年07月10日

双極症の監修資材

双極症の監修資材 こんにちは、楠木です。

本日は、大塚製薬の依頼で監修した医師向けのエビリファイ持続性注射剤(ALAI)パンフレットを紹介します。

2年前にブログを中断する前にアップした記事もALAIの講演会についてでしたね。


ALAIは2023年3月に改訂された日本うつ病学会の双極症ガイドラインにおいて、維持期治療の単剤治療に推奨されています。

当院で導入した方の手応えは良好で、何とか双極症を良くしたいという患者さんの期待に応えてくれることが多いです。

一方、まだ精神科医にも十分認知されておらず、患者さんに至っては1%ほどしか知らないという研究データがあります。

そのため、この治療については私が仁愛診療所で導入した患者さんのデータをまとめるだけでも社会的な意味があると思い、2023年11月に最新精神医学に論文を発表しました(内容は別記事にまとめます)。

その内容を含めた医師向け講演会を大塚製薬から多く引き受けていたところ、医師向け資材の監修を行うことになりました。

各ページごとに監修医のコメントを寄せています。
この治療の良さや必要性を伝えるために必要なコメントを考えたつもりです。
また、当院の臨床データも載っています。

今後、ALAIが適切に周知されることを期待します。



2024年07月03日

ブログ再開

こんにちは。
仁愛診療所院長の楠木です。


2022年4月から更新していなかった院長ブログを再開いたします。


再開理由はひとつお伝えしたいことがあるからです。

何かと言いますと、当院の睡眠外来が2023年3月で終了しており、楠木が担当する精神科・心療内科・漢方外来は今後どうなるのか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

その疑問にお答えしたくてブログを更新しました。

まだ詳細は伏せますが、端的にお伝えすると楠木による診療は継続いたします。
現在の患者さんも、これから仁愛診療所に初診でかかる方も心配いりません。

今後も、主治医を定めてきちんと治療に向き合いたい方のニーズにお応えできます。
安心して来院してください。



また、せっかくなのでのんびりブログを更新していきますね。

次回はブログ更新をしなくなった経緯や、その後の講演会の状況について触れたいと思います。

ちなみに医師向けの講演会はさらに増えていました。
ありがたいことに忙しくさせて頂いています。

仁愛診療所
院長 楠木


2022年04月09日

2022年3月26日 漢方講演会

皆さん、こんにちは。

本日は瀬戸旭長久手薬剤師会学術講演会についてです。

今回は漢方治療についてでした。

40名以上の薬剤師の先生方がご聴講くださいました。

熱心に聞いていただき光栄です。

仁愛診療所
院長 楠木


2022年03月26日

2022年3月19日 成人ADHD講演会 全国

2022年3月19日 成人ADHD講演会 全国 皆さん、こんにちは。

本日は3月19日にあった全国規模の成人ADHD講演会についてです。

座長は東京医科大学精神医学分野主任教授の井上猛先生、演者は福井大学医学部精神科教授の小坂先生と私という、大変光栄な機会を頂きました。

井上先生も小坂先生も、普段はひたすらご講演や研究業績から学ばせていただくばかりの大変著名な先生方です。

全体で2時間にわたる会でしたが、緊張から本当にあっという間に過ぎました。

小坂先生のご講演は、多動衝動の評価について分かりやすく、かつ奥深く教えてくださり、いつもながら大変貴重な時間となりました。

私の講演では、臨床的な薬の使い方や隠れた多動衝動についてをお伝えしています。

どうやら全国で1000人以上の医療関係者の方々が聴講くださり、大変ありがたく思います。

仁愛診療所
院長 楠木




2022年03月12日

2022年3月9日 成人期ADHDの講演とディスカッション

2022年3月9日 成人期ADHDの講演とディスカッション 皆さん、こんにちは。

今回は3月9日にあった講演会についてです。

名古屋大学精神科准教授の高橋先生とつくしこころクリニックの高野先生と登壇しました。

高橋先生のご講演から多く学ばせて頂き、ディスカッションも盛り上がって非常に有意義な時間でした。

ご聴講の先生方とその患者さん方のお役に立ててれば幸いです。


仁愛診療所
院長 楠木


2022年03月06日

2022年3月2日 双極性感情障害 ラツーダの講演会

2022年3月2日 双極性感情障害 ラツーダの講演会 皆さん、こんにちは。

今回は、3月2日に行った双極性障害のうつエピソード治療薬の講演についてです。

名大精神科教授の尾崎先生の前座を務めて緊張いたしました。

尾崎先生のご講演では、妊娠・出産に向けた双極性障害治療がテーマで大変勉強になりました。

今後の指針としていきます。

仁愛診療所
院長 楠木


2022年03月05日

2022年3月1日 双極性感情障害治療薬 エビリファイLAIの講演会

2022年3月1日 双極性感情障害治療薬 エビリファイLAIの講演会 皆さん、こんにちは。

本日は3月1日に行った双極性感情障害治療についての講演会情報です。

2021年5月にエビリファイLAI (持続性注射製剤)について、今回座長をしていただいた愛知医科大精神科准教授の森先生の講演を私が座長として聴講しました。

その内容に背中を押されてエビリファイLAIを導入し、この薬の捉え方や手応えの良さについてを、言わばアンサー講演させていただきました。

双極性感情障害に苦しむ患者さんの助けになればと思います。

仁愛診療所
院長 楠木


2022年02月18日

2022年2月18日 漢方講演会 岩倉市医師会

2022年2月18日 漢方講演会 岩倉市医師会 皆さん、こんにちは。

今回は、2月18日昼に行った漢方講演会の情報です。

岩倉市医師会の先生方へ、柴胡加竜骨牡蛎湯、抑肝散、加味帰脾湯についてお伝えしています。

座長の村瀬先生からは、コロナ後遺症やワクチン後遺症、コロナ感染症そのものへの漢方治療などについてご質問頂きました。ご参考になれば幸いです。

今後、当院でもコロナ後遺症やワクチン後遺症のニーズに応えて行きたいと思います。

仁愛診療所
院長 楠木




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